【化学物質管理】中国「化学品物理的危険性鑑定・分類管理弁法」が公布されました。


2013年 7月 19日(金曜日)

弊社の中国の提携先から掲題の情報を入手しましたので、お知らせします。

 

中国安全生産監督総局(SAWS)は2013717日に、
国家安全生産総局令第
60号「化学品物理的危険性鑑定・分類管理弁法」を公布しました。
201391日から施行されます。

 

昨年201212月に意見募集の草案が発表されていましたが、
少しの修正がありますが、基本的な規制の内容の変更は有りません。

 

本弁法の概要は、下記の通りです。

 

「物理危険性鑑定」とは関連国家標準又は業界標準に基づいてテストを行い、化学品の燃焼、爆発、腐食、助燃、自己反応と水反応等の危険特性を確定することです。

「物理危険性分類」とは関連する国家標準又は業界標準に基づいて化学品の危険性鑑定結果及び関連情報から、化学品の物理危険性の分類を行うことです。

 

本法の対象となる、物理危険性鑑定と分類の必要がある危険化学品は次の3種類です。

1.『危険化学品目録』(現時点では未公表。公表までには、数ヶ月後の見込)に収載されている物理危険性がある成分を一つ及び一つ以上含有する混合物で、物理危険性がまだ確定されていない化学品;

2.『危険化学品目録』に収載されていない、かつ、物理危険性がまだ確定されていない化学品;

3. 科学研究又は製品開発を目的として、年間生産量又は使用量が1トン以上の物理危険性がまだ確定されていない化学品;

 

なお、後日、SAWSからは「物理危険性鑑定と分類を免除する化学品リスト」が公表されることになっています。

 

化学品の生産又は輸入企業は物理危険性がまだ確定されていない化学品の鑑定を、SAWSが認定した鑑定機関に申請しなければなりません。

鑑定機関からは、20営業日以内に鑑定報告書が発行されます。鑑定を依頼した企業は、鑑定報告書及び他の物理危険性資料に基づいて危険性分類報告書を作成し、国家化学品登録センター(NRCC)へ提出しなければなりません。NRCCでは危険性分類評価書を評価し確認します。危険化学品に分類された場合は、化学品安全技術説明書と安全ラベルを作成し、危険化学品登録を行うことになります。

 

なお、施行日までには手引書が発行されるとのことです。入手次第、ご紹介します。