【化学物質管理】台湾:既存化学物質届出に関する最新情報


2011年 6月 01日(水曜日)

2010年12月31日をもって締め切られた台湾既存化学物質届出の第一次リストが、届出者による内容確認に供するため、4月初め届出者ごとに開示されました。
弊社が届出を代行した物質につきましては、お客様にご確認を依頼するとともに、弊社でも確認を終えております。
届出内容との差異についていくつかご指摘いただきましたが、訂正すべきところは連絡人を通して当局に通知しておりますので、ご安心ください。
ご協力ありがとうございました。

<1> 台湾既存化学物質(ECN)届出状況
最終的な届出数は未だ確定していませんが、前回発表に比べさらに増えています。
 ◆届出件数…280,000件以上
 ◆届出物質数…64,000物質以上(CAS No.ありのみ)

<2> 届出内容の確認
今回のリスト(ECN Retrieve System)の作成は、主としてCAS No.に依拠して行われており、名称に関しては決定されたものではありません。
実際、中国語名は台湾の関連法規で公告されている2,500物質のみ、英語名も一部しか記載されておらず、CAS Nameとその他の名称が混在、あるいは併記されているものも見受けられました。
中国語名、英語名が確認できなくても、届出完成通知を得ている届出企業の権利に影響することはありません。

<3> 今後の予定
予想を超える届出があり、確認作業に遅れを生じているようですが、今回の届出者チェックによる修正要求、コメントを取り入れた既存化学物質の全リストが、2011年7月にウェブ上に公開される予定です。
今回のリストは自社が届け出た分しか見られませんでしたが、この段階で、自社が届け出なかった物質が既存化学物質に含まれているかどうか確認できます。
その後の進め方についてはまだ公式の声明はありませんが、リストの化学物質情報が適切かつ妥当であるかパブリックコメントを求めるとともに、届出漏れした物質について追加届出を認めることになりそうです。
ただし、追加届出の期間は数ヶ月以内に限られ、2010年12月31日以前に輸入したことを証明する資料の提出が求められます。
既存化学物質リストが確定次第、新化学物質申告制度に移行することになりますが、それには労工安全衛生法第7条の改正が必要です。
改正作業は年内に立法院の承認を得ることを目標に進行中です。
従って、新化学物質申告制度の実施は当初計画の2011年6月には間に合わず、2012年1月以降になるようです。

◇連絡先◇ テクノヒル(株)台湾担当
TEL: 03-6231-0133
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